2018.04.16
田中先生とはじめてお目にかかり、
先生の人としての魅力に引き込まれました。
だからというわけではないのですが、
『英文法基礎10題ドリル』の第1章の文法項目には
受動態が入っていることを次のように生かしていきます。
最初の授業では、受動態。
Birds fly. → 受動態にできない
He became a teacher. → 受動態にできない
Tom broke the window. → 受動態にできる
これはどうして?という発想で、
英語の語順、およびSV, SVC, SVOの学習。
次に第4文型と5文型。
He gave me this book. → me(I)とthis bookをSにして受動態ができる
My father named our baby Saburo. → our babyはSにできるが、Saburoはできない。
これはどうして?という発想で、SVOOとSVOCの学習。
これで、文型とS・V・O・Cの学習ができます。
文型学習から
SVO to doやSVO do/doing/doneも応用していく。
ただこれは自学では難しいかもしれませんが、
授業で使用するなら、よい順番ではないでしょうか。
文型の授業は「基礎過ぎる」とか「退屈だ」と、
学習してもらいたい層は考える傾向があります。
そんなときには、この順番も考えてはいかがでしょうか。