当塾は、学生チューターは全員が卒塾生です。学生講師も全員が卒塾生で、「自分の人生は自分で決めて、責任を持って歩んでいく」という「Ｓアカイズム」をしっかりと持っています。そんな講師による「学生スタッフブログ」を紹介します！ まずは第1回は「三角チョコパイ｣さんによる「韓国語から広がった世界」です。
韓国語から広がった世界
皆さんは、英語以外にどんな言語に興味がありますか？
大学では、多くの人が必修で第二外国語を履修します。私の学科は必修ではなかったのですが、大学２年になり余裕が出てきたので、仲の良い友人と一緒に、ほぼノリで(笑)韓国語を取りました。私は韓国に特段興味があったわけではなく、友人が取るから、という軽い理由で履修したのですが、結果、”新しいことを学ぶ楽しさ”を味わうことができました。
もちろん、韓ドラもあまり見ない私は、正真正銘イチからの学習だったので、はじめは全然わからず、取らなきゃよかった…と後悔ばかりでした。語学というものは、その言語に慣れるまでずっとしんどいもので、覚悟はしていましたが初めの２カ月くらいは辛かったです。
そんな私が韓国語を学ぶ楽しさに気が付いたのは、ある日ショッピングモールのトイレに貼ってある注意書きの韓国語が少し理解できた時でした。いつもは日本語しか目に入らないのに、韓国語で書かれている単語が読めたときは、授業で習ったことが身についていたという実感がわき、嬉しくなりました。そこから読める楽しさを知った私の勉強のモチベーションは上がっていきました。
私は、学ぶことで世界の解像度が上がる、と思っています。この韓国語はいい例で、これまではただの記号や図形で、私にとって意味を持っていなかったものが、韓国語の勉強によって意味の分かる単語として私の世界に入り込んできたのです。学ぶことで、今まで無視していたモノやことに目が向けられるようになるのは、学んだその人のみができる体験です。私の韓国語は、友人が取るからという些細な理由から始まったものですが、この小さなきっかけで私の世界は広がったと感じます。みなさんも積極的に新しいことを学び、世界を広げてみませんか？