2018.01.03
世の中には、
そのことに深く関係していなければ、たいした差ではないが、
関係している人にとっては大きな差があります。
年末のテレビ番組の超高級ワインと高級ワインの差。
日頃から美味しいワインを楽しんでいる人にとってさえ、
分かりにくいものでした。
陸上の100mも同じかもしれません。
桐生選手が10.00を切りましたが、
数字に表れるとその差が実感として分かりますが、
走りを見たところで、9.98と10.20の違いが分かる人は
専門家にしか分からないでしょう。
日本酒も、
本物の吟醸なのか、付け香をしたものなのか。
絵画も、
本物なのか、贋作なのか。
車の運転も、
F1ドライバーなのか、大型2種のドライバーなのか。
英語だって、
TOEIC990なのか、900なのか。
プロ(関係者)にとっては、この大きな違いも、
一般的にはそれほど大きなものとは感じられない傾向があります。
その差の一般的な評価と、関係者の評価とでは、
大きく異なるものです。
そんなことを感じた2017年でしたが、
今年はその差を現実の差に少しでも落とし込んでいきたいと考える1月3日です。