2018.03.06
公立高校の理系はなかなか進学が難しい。
カリキュラム上では
高校1年生 数学ⅠA
高校2年生 数学ⅡB
高校3年生 数学Ⅲ
となります。
ところが、実際には数学Ⅲが終わる公立高校は多くないようです、
理系入試では数学Ⅲが多く出題されるのも関わらず、です。
同じような問題が、
物理・化学にもあります。
最後まで終わらない。
たとえ終わったとしても、
高校3年生の冬になってからで、演習の時間がない。
その一方、私立の中高一貫校は違います。
中学校2年生までに中学校数学を完了します。
中学3年生 数学ⅠA
高校1年生 数学ⅡB
高校2年生 数学Ⅲ
高校3年生 演習
これでは、同じ土俵で受験をしろというのも、
なかなか厳しい。
だったら、予備校・学習塾でサポートができるかというと、
数Ⅲを学ぶためには数Ⅱが必要で、
数Ⅱを学ぶためには数Ⅰが必要になります。
いちばん現実的なことは、
高校2年生の秋から、
「数Ⅱの○○からはじめて、高3秋までに数Ⅲを終わらせる」と
することかなぁ。
妙案がどこかにないものかな。