2023.06.22
Sアカデミーチャンネル(https://www.youtube.com/@user-qd8rl9oi5)がYouTubeにあります。コロナ禍の時に「全国の中学生に役に立つ学習ビデオを作る」という気持ちで始めましたが、この頃は迷走しています(苦笑)
拙著『短文で覚える中学英単語1900』(文英堂)もおかげさまで年間1万部ほど売れております。学参の中で1万部というのは大ヒットで、それが3年続いているのもありがたい限りです。同書は300文を覚えることで、中学校の文法(これは高校の基礎にもあたります)と単語をマスターできる一冊です。ただ、文を覚えるためにはその文の意味が分からなければならないので、そのための学習ビデオを作り、現在は販売しています。
「文の意味」が分かる/分からないという違いは何か。もっというと、「文法」とは何か。「文法」を勉強するとはどうすればいいか。さらに突き詰めると「分かる」という認知は何なのか、ということに行き着きます。そうすると、文法理解(英文理解)の方法論が分かります。
「分かる」ということは何か(認知の問題)
「新しいことが分かり、理解する」には、どうすればいいのか(認知カウンセリング)
という認識を持たずに、英語を教えることは、学習者のポテンシャルに頼っている指導と呼べないような「ご指導」に過ぎません。ちなみに、「この方は教えるのが上手だな」という先生は、学問的なバックグラウンドがなくても、経験から「認知」について理解されているような気がします。授業はノリや勢いでできるものではなく、認知や哲学をベースにして、実践すべきものです。
英語を教えるということは文法の解説(「名詞的用法は~すること」)をして、問題を行い、答え合わせをするということではないのです。特に中学生の時には、どの時期に「どのような教材」を「どのように教え」、「どのような順番で定着を図り」、「どの段階で復習をするか」ということが大切になります。
基礎からやり直すための動画をYouTube上で『超基礎英文法シリーズ』としてアップしています。文法理解の順番を意識した並びになっていますので、よろしければご覧下さい。
ずいぶんと前置きが長くなりましたが、チューターが作ってくれている「Sアカデミーチャンネル」をどうか登録して下さい、というお願いでしたm(__)m