まず教科書を!話はそれからだ。
小学校で覚えることになっている英単語は600-700語程度です。多いですよね。小学校でこの語数を覚えた上で、中学校で英語を勉強することになっています。そして中学校で覚える英単語は1600-1800語。トータルで2200-2500語を学ぶことになっています。ちょっと前まで中学校3年間で学ぶ英単語は1200語程度だったことを考えると、中学生の負担は大きくなっています。
英文法も変わりました。
- SV( I live in Chiba.)
- SVC ( I am a student. / I am tall. )
- SVO ( I play the guitar. / I know him. )
- あいさつの表現
- excuse me,I see,I’m sorry,thank you,you’re welcomeなどの慣用表現
- 肯定及び否定の平叙文( I am(am not) a student. / I like (don’t like) cats.)
- 肯定及び否定の命令文( Come here. / Don’t come here. )
- how,what,when,where,who
これらは、小学校で学ぶことになっています。(定着している分からないけど)
そして、中学校では高校で勉強していた文法を学びます。
- SVO1 that S’V’ / what S’V’ (I told him that he wasn’t working hard.)
- SVO V(do) ( I made my son wash this car.)
- S is 形容詞 that S’V’ ( I’m sure that he will come.)
- 現在完了進行形 (I’ve been studying English for three hours.)
- 基本的な仮定法 ( If I knew his LINE, I could send him a message.)
ざっと見ただけで、これだけ負担が大きくなってきています。
この結果、教科書が難しくなっており、「教科書だけでは受験に対応できない」というのは昔話です。「まず教科書を!話はそれからだ」