家業を継ぐために2015年３月に、公立高校教諭を退職しました。小学生の時から教師になりたかったこともあり、学校勤務の22年間はとても有意義なものでした。その一方で、メディアでいわれているように、学校現場は疲弊を重ねており、現場を離れるということに申し訳なさも感じていました。
教職とは完全に縁を切るという思いで退職したのですが、20年以上にわたり生活の一部であった教育と離れると、寂しさが募りました。現役の教師時代に、教科書（Sunshine、開隆堂）や参考書（『短文で覚える英単語1900』（文英堂）』などを執筆してきた自分のスキルが使えなくなったことも、残念でした。
そこで、学習者にとって最高の『学習の場』としてSアカデミーを作ったのが2016年です。
少人数クラスで、優秀な講師が授業を行い、正しい情報を提供し、生徒の成長に寄り添う学習塾。ひと言でいってしまえば、「自分の子どもを通わせたい学習塾」。子どもたちは集団の中で成長し、時には立ち止まり、時にはかけ足で大人になっていくサポートをしていきたいという願いを込めています。
大人にとっては去年も、今年も、そしておそらく来年も同じような時間が続きます。
しかし、若者にとっては１年１年で大きく成長していきます。その時間が大切だということを十分に理解し、一人ひとりが学力的・人間的に成長していけるよう私たちは努力していきます。Sアカデミー塾長 組田幸一郎
