みなさんこんにちは。私は本日、最後の試験を終え、夏休みを迎えることができました。
私は青山学院大学法学部ヒューマンライツ学科に在籍しています。青学の”ヒューマンライツ学科”は2年前に新設された日本初の学科です。この学科では、法学をはじめとしたさまざまな観点から人間が人間らしく生きるために欠かせない”人権”について考え、学びを深めていきます。1年生の前期では、政治学、経済学、法学などさまざまな分野の学問が必修科目とされており、人権を見つめるための下準備となる学習を主に行いました。テストもレポートも多くて苦労しましたが、何とか乗り越えました(笑)
学科の授業で最も刺激的だった授業は、「ヒューマンライツの現場」という授業です。この授業は、戦争や貧困などの重大な人権侵害を記録したドキュメンタリーを視聴し、グループでディスカッションを行い、先生のレクチャーを受ける三部構成になっています。イラク戦争の現場を記録したドキュメンタリーを見たときは、人の命が失われるという最も重大な人権侵害を目の当たりにし、かなり精神的に辛い思いをしました。しかし、比較的平和で情勢も安定している日本でこのような学習をすることはとても有意義だと思います。人権侵害の現場を知り、ディスカッションを通してゆるぎない道徳に基づいて批判することで、人権に対する意識がはぐくまれますし、自分自身の見識が広がり、成長につながります。
ヒューマンライツ学科は、人権というテーマを通して社会を展望する学科です。このブログを見ている高校生の皆さんで、社会や人権に興味がある方はぜひ受験を検討してみてください!